天体の回転についてを読み、様々なSFを知った事

作家小林泰三が書いた天体の回転についてを紹介します。 この本はSF短編小説集で、ロボットやタイムパラドックス、宇宙旅行などをテーマにした短編が出てきます。 この本を書いた作者は大学の工学部出身で、科学の事について考えるのが好きみたいです。小難しい論理や残酷な描写に抵抗がない人に薦めたい本です。 表題作の天体の回転については、青年と美少女のキャラクターが交わす会話が面白く、語尾のハートマークはインパクトがあります。 途中でコリオリの力や遠心力についての解説が出てきて、頭を使う内容だと思ったのですが、コリオリ... Read More

小説仮面ライダーディケイドの感想

鏡弘亜樹さんの、特撮テレビドラマ『仮面ライダーディケイド』のノベライズ版です。テレビとは全く違った物語になっており、それも楽しみの一つです。 副題は「門矢士の世界~レンズの中の箱庭~」となっており、主人公である門矢士を中心に進んでいきます。テレビ版では、士は記憶喪失の青年として描かれ、彼の素性については語られてきませんでした。それに対して小説版では、どこにでもいる無気力な青年になっています。 士は偶然から、数々の並行世界をめぐり、その世界ごとに起こっている様々な事件を解決していく「通りすがりの仮面ライダー... Read More