対岸の彼女

ツイッターで話題になっていたので読みましたが、意外にも10年ほど前に書かれた小説でした。 主人公の小夜子と、その就業先ベンチャー企業の社長である葵の高校時代が交差するように書き進められていて、読んでいくとだんだん明かされていくのがとても面白かったです。 集団に入ることの大変さ、ある日ちょっとしたことで、いじめの標的になってしまうこと、そんな子供時代を必死に生きる葵と、「そんなところに私の大切なものはないの」と言い切ってしまう魚子の温度さを見て、自分の学生時代の学校のクラスメイトや、ひしひしと感じていた教室... Read More