日本のサラリーマンに読んでいただきたい「七つの会議」

この小説は是非日本の企業で働くサラリーマンす全てに読んでいただきたい一冊となっています。

舞台は、大手企業の子会社で起こる不可解な出来事から、企業とは何か?サラリーマンとは?仕事とは?と色々なことを考えさせられる内容となっています。

まず私が興味を引かれたのはどこの企業でも必ずと言っていいほど付きまとうコスト競争についてです。

この小説では実にリアルに描写されていると思います。

あと少しコストダウンができればこの仕事が受注できる。そんな場面で自分なら悪魔の囁きに耐えられるのか?

自分自身営業という職種で働いていますので本当にこんな場面に出くわしたらどうなるのか?と自分事で読み進めることができます。

続いての見どころは、サラリーマンの組織についてです。

小説の舞台では徹底的な上下関係のある会社で、自分自身の意見などまるで意味のない中でひたすらノルマをこなしていくことが義務付けられています。

会社に認められたい。という精神状況の中仕事をこなしていき、半ば違法ともとれる訪問販売などでノルマを達成していきます。

こんなやり方が正しいのか?と疑問に思う社員。

とにかく会社に認められるにはきれいごとなど二の次だ。と実に様々な考え方があり、自分がどのタイプの考え方をしているかによって感情移入して読むことができます。

最終的にはすごく虚しさを感じる展開になりますが、そこは是非この小説を手に取って最後まで読んでいただきたいと思います。