知らない宗教を知る為に「コーランを知っていますか」

阿刀田高さんの『○○を知っていますか』シリーズは、色々と面白く興味深い内容の者が多いのですが、中でも『コーランを知っていますか』は、特におすすめしたい一冊です。

日本に住んでいると、佛教や神道、キリスト教などについて知る事はあっても、あまりイスラム教について知ることはありません。

そんな状況で、流れてくるニュースではイスラム教絡みのテロ事件では、どうしてもイスラム教徒の印象が悪くなってしまいます。

そんな方に、基礎知識というか流れだけでもとおすすめしたいのが、こちらの本です。

一番の問題である、コーランの内容そのものがまったく知られていない点なのですが、それに関してもこちらの本で疑問が解明できました。

コーランは『アラビア語で書かれたもののみが、コーランであって、他の言語に翻訳されたものはコーランではない』という扱いだそうで、その為聖書のように他の言語の国であまり広まることがなく、日本人でも馴染みが薄いとなったのだとか。

一応日本語や、その他の言語で翻訳されたコーランもありますが、それはあくまでコーランの補助本…的な扱いであり、本物のアラビア語のコーランを読まない限り、コーランを読んだとは認められないのだとか。

またアラー=神という意味なので、日本の物語なので「アラーの神よ」などとの台詞があった場合、それらが誤りであるといった、一般的な雑学としても勉強になる一冊でした。

他のシリーズとあわせて、おすすめしたいシリーズ本です。