超訳君主論 マキャベリに学ぶ帝王学

500年前に書かれた伝説的名著「君主論」は、今もなお世界中の政治指導者・一流経営者が読み、これをもとに仕事の戦略を練っているといわれています。
その冷徹でありながらも実用的な「君主論」ですが、やはり古典だけに読みづらさを感じる人も多いのではないでしょうか。
本書は「超訳」と銘打っているだけあって、現代社会における様々な人物・事象を具体的に取り上げて「君主論」のエッセンスを見開き2ページで1テーマを多くの読者にとってかなり分かりやすく解説しています。
決して綺麗事だけでは済まない世において、いかに生き残るか、勝つか、人心を掌握できるか、権力を手中にして維持するか、等々の処世術が目白押しです。
「君主論」を読んだことのない人はもちろんですが、読んだ経験がある人にとっても新しい発見や膝を打つ識見高い内容に驚かされると思います。
いわゆる「中流階級」が消滅しかかり、ますます弱肉強食の度合いが高まる今、まさに生き残って勝つための帝王学が凝縮された本書は学生・ビジネスパーソンにとどまらず幅広い層の読者にとって必読といえましょう。
誰からも嫌われたくない、という現代人に多くみられる悩みを一蹴する徹底的な薄情さが痛快です。